2015年06月09日

アルコール 酔っぱらうとどうなるか

よっぱらい

日本国内では、お酒として扱われるフラワーエッセンスがあるので、フラワーエッセンス専門店 rumia(るみあ)では、酒類販売免許を取得しています。

3年ごとに、酒類販売管理者研修を受講する義務が処せられます。

“お酒として扱われる” と書いていますが、“お酒として扱われない” フラワーエッセンスは、“お酒として扱われる”エッセンスに塩を添加して「塩が入っているものは、お酒ではない」と主張して、見事くぐりぬけているだけのもので、違いはそれだけしかありません。

税率を安くするためや、行政の規制をすり抜けるために、ちょっとひと手間かけて、アルコールでなく、別の品目として扱われるようにしているものがブランデーの他にも色々あります。

赤ちゃんや小さなお子さんにフラワーエッセンスを使う時は、注意してくださいね。

さて、フラワーエッセンスのストックボトルの多くは、7.5mlなので、計量スプーンの大1杯にも満たないので、これを一気飲みしても、アルコール耐性がよっぽど低い人でないかぎり、健康被害を及ぼすことはありませんが、酒類として扱われているため、酒類を販売する上での、心構えや、アルコールの特性、健康被害、社会に及ぼす影響など、しっかり叩き込まれます。

お酒を飲み過ぎると、体によくないことは誰しも知っています。でも、具体的に、どうなるのか分かっている人は少ないでしょう。

なので、ちょっとまとめてみました。

慢性的に大量のアルコールを摂り続けるとどうなるか。。。。

「酔い」 とは、お酒による麻酔効果です。

飲むほどに酔いは深くなり、最後は昏睡(こんすい)へ進みます。

さらに進むと、呼吸も麻痺して、死に至ります。 または、酩酊状態で嘔吐物が喉につまり、窒息死する場合もあります。

お酒を飲んで、血液中のアルコール濃度が最高に達するまでには、通常30分から1時間かかります。この時、酔っ払い度は最も深くなります。

しかし、一気に飲むと、この酔っ払い状態を感じる前に、すでにお酒は全身に回っていて、お酒による麻酔効果により、呼吸が麻痺して死に至ります。これが急性アルコール中毒です。


体に生じる深刻な影響

  • 飲んだお酒は、大部分が肝臓で分解されるため、肝臓に負担をかけ、傷めることになります。

    肝臓は、人間の体内で最も大きい臓器で、“もの言わぬ臓器” と呼ばれます。病気になってもがんばり続け、「いたい」「つらい」などの症状が出た時には、もう治療の施しようがない状態になっていることがほとんど。

    アルコールを分解する過程で、脂肪が合成されます。これが溜まると脂肪肝になります。脂肪肝のまま、飲酒を続けると、アルコール性肝炎 → 肝硬変になります。肝炎は治療できるますが、肝硬変は治せる薬はなく、肝臓移植だけが命を救える治療法になります。

    肝硬変の症状:
    • 黄疸
    • 腹水がたまる
    • 血液が固まりにくくなる
    • 意識障害
    • 肝臓がんを合併しやすい(肝炎ウィルスに感染していると、肝臓がんのリスクがさらに高くなる)



    肝臓が疲れて機能しなくなると何が起こるでしょうか?

    • すぐに疲れて、何もできなくなる。何かをしようという気力もなくなる

      肝臓は、たべものからとった糖・たんぱく質・脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要なときにエネルギーのもととして供給する。

    • 有毒物質による害をダイレクトに受けるようになる

      肝臓は、アルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し、からだに影響をおよぼさないように無毒化する。

      いきなり倒れて意識不明になった時は、すぐに腸内洗浄をしなさい!と勧める人もいます。腸内に便が溜まったままの状態と、ない状態では、助かる確率が大幅に変わるそうです。また、おしっこが出なくなると数日で死んでしまうとも。有害物質や老廃物を体内にとどめておくこと、また、それらを分解するのがいかに大変かが分かります。



  • 脱水症状を起こしやすくなります。

    脱水症状になると、痙攣、発熱、喉の渇き、乾燥、めまい、吐き気、頭痛、などの症状が起こり、ひどい場合は命の危険もあります。

    アルコール分解には、大量の水を使います。夏の日中に、ビールを飲みながらゴルフをするのは自殺行為です。また、水分が足りないと、アルコール分解がスムーズに進まないため、アルコール分解過程で生じるアセトアルデヒド(接着剤などの材料になる有害物質)を無害にすることが出来ません。また、体内の水分が足りないことで、血液がドロドロになり脳の血管が詰まって脳梗塞を発症する場合があります。高齢になると、脱水症状に本人も気づきにくいため、夜間寝ている間に発汗することで、死に至る場合もあります(高齢者が朝方亡くなるのは、脱水症状によるものの場合が多いようです)。


  • 脳細胞が直接破壊されます。

    大脳皮質が委縮し、記憶力や創造力が低下したり、感情の障害が出ることもあります。脳が縮んでしまい、若くしてアルツハイマー病(認知症)と同じような脳になることがあります。

  • 膵臓(すいぞう)を傷めます

    急性すい炎、慢性すい炎を引き起こす。重症の急性すい炎は死亡する場合もある。

    膵臓は、食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変える2つの働きを調節する役割。膵臓の機能がうまく働かないと、各細胞に栄養が供給されず、エネルギーが生産できない。

    膵臓が疲れて機能しなくなると何が起こるでしょうか?

    悪心、嘔吐、食欲不信、黄疸、脂肪便がでる、背中がだるい・重い、血糖値が高いなど。すい臓がんも大変症状が出にくいと言われているため、このような症状が出て受診したところ、かなり進行したすい臓がんだったという人も多い


  • 食道を傷め、食道がんが発生しやすくなる


  • 胃潰瘍、急性胃粘膜病変


  • 高血圧、不整脈をひきおこし、突然死


  • 喉が乾きやすくなる。尿に糖が出てくる(アルコールによる糖尿病)

    インスリンというホルモン分泌機能に障害を起こすため


  • アルコール依存により引き起こす社会的影響


    • 無断欠勤により職を失う
    • 家庭内でいざこざが絶えなくなり、家庭内不和や家庭内暴力、虐待、不適切な養育
    • 飲酒運転で取り返しのつかない事故


  • 未成年者に与える影響はさらに。。。。

    アルコールは脳の働きを抑える作用があるため、それ自体が成長期にはよくないばかりでなく、内臓にも悪影響を及ぼします。体の成長を妨げ、性成長にも影響する。

    • 肝臓を悪くする

    • 激しい腹痛(すい炎)

    • 十二指腸潰瘍

    • 糖尿病

    • 心臓の筋肉に障害を起こす

    • 不妊(性腺萎縮による)

    • 生理不順になったり止まったりする

    • インポテンツ(性腺萎縮による)

    • 大人に比べ、アルコール依存になるスピードが早い

    • 飲酒が危険な薬物へのゲートウェイ・ドラッグになりやすい



アルコールを常飲するようになると、アルコール依存症への道が開かれます。

アルコール依存とは、自分ではもうアルコールを飲むことをコントロールできない状態になることです。

これは、私の勝手な推測ですが、アルコールにより、脳内ホルモンが適切に分泌されなくなって、感情のコントロールや自制心をつかさどる脳の機能が正常に働かなくなるのだと思います。

感情や記憶、目の前のことをどのように適切に処理するか、どう判断するかは、脳の各所がバランスよく働いてこそですから。。。。


> 続き: なぜ、そんなにお酒を飲んじゃうの? フラワーエッセンスプラクティショナーの視点から

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Posted by kuzuha at 23:25 │なるほど情報